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アークザラッド

「光が、音が、私を魅了する。」



【アークザラッド】
【アークザラッド2】

今回はこの2作品について書いていきます。
魅力を感じた部分を紹介していく感じで書きます。
ストーリーの好きな部分の紹介もしたいので、ネタバレ含みます。
これから楽しむ方は注意です。

「私的には神作品!でも人によって好みが分かれるかも・・・」タイプの作品です。

区別のため、「アーク1」と「アーク2」で呼び分けます。


私が大ファンの作品で、シリーズを通して好きですが特に1と2が好きです。
過去のどんな名作をプレイしても、新たに綺麗で面白い作品が発売されても、私の強力なファン補正により、私の中のRPGランキングで第1位の座から揺らぐことの無い作品です。



【表現と味】

通常時も戦闘時も、キャラクター表示は2頭身でドット絵です。
昔の表示技術の精一杯であり、味でもあります。

私は初めてアーク1・アーク2をプレイした時に、「2頭身のキャラで人間の暗い部分をここまで表現出来るのか・・・!!」という驚きと感動がありました。
2頭身のキャラ表示なのに、敵のあざ笑う表情が、味方の悲痛な表情が、相手を睨む敵意が、怒りが、伝わって来るんです。
キャラクターが動き、演出効果が入る時、ドット絵の荒くも繊細な色の移りが目を奪い、そこに台詞と音楽が加わって私を物語の中へと引き込みます。

また、アーク2では町やNPCにも力が入っています。
建物が木造であったり、石造であったり、金属であったり・・・
各国の各土地に合った建物がしっかりと作り込まれています。
そこに住む人々も、肌の色、服装、髪型、表情・・・
住居の景色と相俟って、しっかりと生活感を伝えてくれます。

町やNPCの手抜きは、気付いてしまうと感情移入の大きな妨げになります。
アーク2には、それを感じさせない確かなクオリティが感じられます。



【戦闘】

戦闘システムは、いわゆるマスゲーと言われるタイプ。
様々なRPGの中でも、最もゆっくりなテンポで戦闘が進むシステムです。
比較例を挙げると、
テイルズシリーズは、コマンド入力によりキャラクターを動かす完全なアクション戦闘タイプ。
ドラクエ・FFシリーズは、キャラクターの素早さの順にターンが回ってきて行動を選択出来るタイプ。
そしてアーク1・アーク2は、キャラクターの素早さの順にターンが回ってきたら、個々の決まった行動範囲内でキャラクターを移動させ、その立ち位置で可能な行動を選択するタイプです。
アイテムを拾うにも、モンスターに攻撃するにも、それの隣りのマスまで移動する必要があり、フィールドが広くてモンスターが遠ければ、1ターン目では開始場所からモンスターに攻撃の届くところまで行けないこともあります。
攻撃魔法も回復魔法も、届く範囲にキャラクターがいないと使えませんし、自分を中心として発する魔法か、着弾地点を中心とする魔法かでも立ち位置の調整が必要になります。

そういった地形的戦略を考えながら戦うのももちろん楽しいのですが、私は何より攻撃時の演出が大好きなのです。
モンスターを攻撃する時、画面が少しアップになります。
そして攻撃する時にエフェクトと効果音が入ります。
これらの演出が攻撃時に迫力を与えます。
この迫力は、ドットの荒さと2頭身のキャラクター表示が揃ってないと出ません。
もし現在の制作力で綺麗にリメイクしてしまうと、味が損なわれるどころか、全く別のゲームになってしまうかもしれません。
「これこそがアークザラッド!」という味がそこにあります。



【音楽】

作曲者は安藤まさひろさん。
ギタリスト、作曲家、音楽プロデューサーとして活動している方です。
ゲームの楽曲を担当することは少なく、アークザラッドシリーズは安藤まさひろさんの貴重な担当作品となっています。
音使いの浅いBGMが無く、どれも聴き飽きない深みのある楽曲になってます。
どの曲もアークザラッドの世界・場面のイメージとしっかりと結びついていて、耳に入れば「あ。アークの曲じゃん。」と思い出せます。

メインテーマを含めた何曲かは交響管弦楽団によって演奏されてます。

BGMの中では戦闘曲全般が好きですが、1番好きなのは「明日へ」
アーク2のエンディングに使われている曲です。
どれだけ沢山の本物のクラシック音楽を聴いても、このBGM1曲を超えられません。
何度聴いてもエンディングの情景を思い出し、永遠にリピート再生してられる曲です。



【コンバートシステム】

アーク1・アーク2には「セーブデータのコンバート」というシステムがあり、これはアーク1のセーブデータの内容をアーク2に引き継げるというものです。

引き継げるデータの内容は、「キャラクターのLV」、「入手した装備」、「いくつかの追加イベント用のフラグ」
と言ったところです。

特に、アーク2の魅力の1つでもある「ちょこの覚醒イベント」を最後まで見るためには、アーク1でちょこを仲間にした状態でのコンバートが必要になります。



【アーク1】

アークザラッドシリーズの中で最も面白いのはアーク2だという評価が多いです。
確かにシステム上の面白さはアーク2に劣るのですが、アーク1がアーク2へのコンバートのための完全な布石という訳ではありません。
アーク2での「人間の負の心」の描写はアーク1から受け継いだものですし、戦闘や音楽の魅力も、やはりアーク1が原点です。

また、アーク1の舞台はアーク2の1年前なので、キャラクターそれぞれに1年前の「若さ」 が感じられますw
そして、アーク1のエンディングの切なさといったらもう・・・

アーク1・アーク2を通して恋愛の描写はあまり多くはないのですが、
数少ない恋愛描写の中でも1番熱いのが、アーク1の2度目のシオン山のイベントです。
アークとククル・・・これまでも、これからも、苦労の多い2人なだけに、「やったぁついに!><。」と心が熱くなります!(//∀//



【アーク2】

アーク1に比べ、「お金」と「店」がシステムとして追加され、更に「ギルド」、「鍛冶屋」など、お金が関係するやり込み要素が一気に増えました。

アーク2はキャラクターの数が非常に多いです。
にも関わらず、1度の戦闘に参加させられるのは5人まで。
好きなキャラクターばかり選んで戦闘を繰り返していると、LVが偏ります。
しかし、イベントでは2班に分かれてのダンジョン攻略もあるので、 やはりキャラクターのLVが偏ってると戦闘が非常に厳しくなります。
メインキャラクターだけでもLV不足になるのに、なんとアーク2ではモンスターも仲間に出来ます。
キャラクター枠の都合上、パンディットを除いて11匹までですが、11匹もいれば育て甲斐は十分です。

アーク2では、装備の目標が立て難いです。
装備には固有のLVが存在し、弱い武器でも、LVが上がると元から強かった武器の攻撃力を追い抜いたりします。
それはやりこみ要素の1つではありますが、「結局、最強装備はどれなのよ?」となってしまう原因にもなっています。

LV不足と装備の不安定さによって、後半の戦闘はどんどん厳しくなりますが・・・?



【モンスターゲームWithカジノゲーム】

実は、アークザラッド2には、別売の「モンスターゲームWithカジノゲーム」というソフトが存在します。
モンスターゲームでは、アーク2で仲間にしたモンスターを戦わせてLVアップしたり、勝ち抜き戦の商品で強力な装備を手に入れたり出来ます。
そして、アーク2での最強装備は、そのほとんどがモンスターゲームの勝ち抜き戦の商品の中にあるのです。
ストーリーだけならアーク2だけで楽しめますが、メインキャラクター・モンスターの育成、
装備の入手と強化、友達との対戦・・・やり込み要素がいかにモンスターゲームの方に詰まっているか想像していただけると思います。
アーク2の面白さはモンスターゲームと合わせて1つ。
アーク2の魅力を語る上で、モンスターゲームは切っても切り離せない関係なのです。



【シルバーノア】アーク1・アーク2より

シルバーノアとは、アーク達の足として活躍する飛行船です。
マッコウクジラのような独特のフォルムをしており、頭にはスメリアの国章が入っています。

ただの移動手段としてだけでなく、イベントでも度々活躍します。
生活環境が整っており、アーク達の家とも呼べる存在です。

アーク1・アーク2は戦闘で魔法を使えるRPGですから、兵器はあまり登場しません。
シルバーノアは、アーク1・アーク2の中で数少ないミリタリーな魅力の1つを担っています。



【ダンジョン】アーク2より

アーク2の、ダンジョンが変に迷路化されていない所が好きです。

とあるゲームでは、敵の本拠地の城が、あり得ないくらい複雑なダンジョンになってます。
敵さんはこの迷路のような構造で仕掛けだらけの城の中でどうやって生活しているのだろう?と思います。

アーク2では通常画面と戦闘画面切り替わりがありません。
つまり、敵と遭遇するシナリオイベントがあれば、そのまま道端や街中で戦闘が起きたりします。

館に行けば、部屋の配置は左右対称に作られてます。
研究所に行けば、研究に必要な機材が障害物として置いてあります。
塔に行けば、次階へのワープがあります。
タワーに行けば、エレベーターがあります。

ちゃんと敵側の人達がそこで生活出来るような空間に作られたダンジョンになっています。



【分散と合流】アーク2より

白い家でのイベントが終わると、今まで集まっていたキャラクター達が、それぞれの自分のやるべき事のために世界各地に分散します。
その分散した仲間達が各地での目的を達すると、それぞれの行き先はロマリアへと収束します。
遠く離れた仲間達への信頼がそれぞれの行動の波長をぴったりと合わせ、キメラ研究所で合流を果たします。
全員が一堂に会す瞬間は気持ちの良いものです。
そして、合流を果たしてからの、ロマリア四将軍の1人「ガルアーノ」との決戦。
アーク2のシナリオの中で最も盛り上がる箇所の1つだと思っています。



【ロマリア空中城】アーク2より

ロマリア空中城とは、敵側が「負のエネルギー」で浮上させた空中要塞です。
結晶の形をしており、ゆっくりと回転しています。
空中城の中は、それまでの街やダンジョンとは全く違った未来的な景色が広がってます。
外見からも内景からも、敵側の技術の結晶であることが分かります。
モンスターの強さもさることながら、正にラストダンジョンと呼ぶにに相応しい舞台です。
突如浮上した空中要塞。シルバーノアでの突入。ロマリア四将軍最後の1人ザルバドとの対峙。そして・・・
物語は終幕へ向かって盛り上って行きます。



【ちょこ】アーク1・アーク2より

アーク1でもアーク2でも隠しキャラのような存在である「ちょこ」。
アーク2ではちょこに専用のイベントシナリオが用意されているのですが、コンバートシステムに書いた通り、「覚醒」を習得出来るイベントのラストは、アーク1でちょこを仲間にしたデータをコンバートしてなければ発生しない仕組みになっています。

ただでさえ反則のように強く、隠しキャラとしての魅力を十分に持つちょこが、覚醒により最強の魔族へと姿を変えます。
覚醒後は「ヴァニッシュ」という固有技を使用出来、威力はアーク2の全ての技の中でトップ。
また、覚醒後はステータスまで変化し、魔力が目を疑う数値になります。
覚醒ちょこがヴァニッシュで自分の周囲の全てを消し飛ばす姿は圧巻。
その美しさを、その強さを知ったら、もうちょこ無しでのアーク2は考えられません。

ちょこの過去に関わる切ないイベントを無事に終えて覚醒ちょこを戦闘で活躍させるのは、私にとってアーク1・アーク2を通してプレイする上での非常に大きな目的であり、魅力です。
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コメント

アークザラッド楽しいですよね!
ちょうど最近アーカイブスでプレイしてます!

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